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膨らみ過ぎて破裂しそうな期待

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大体買い物を済ました心算だ。万が一何か気が付けば、また明日買える。なによりもパンと肉を回収してきたので落ち着いた。

想定外は肝心のザウマーゲンで、残念ながらというか少々予想はしていたが、膀胱と相成った。しかし、文句をつけるまでもなく二つに別けて貰っているので、二回も暖めて食せる。クリスマスともしかすれば大晦日の二回、二種類のワインで楽しめることになる。当然の事ながらクリスマス中に完全に最初の一個は疑いなく片付いてしまう。ザウマーゲンに追いかけられる夢を見ることもない。更に摘め残りの栗が普通以上に入っていないかと期待している。燻製のシュヴァールテンマーゲンの色が今まで見たものよりも強く、これはまた新年が楽しみになる。

〆て51ユーロで、先ニ週間はあまり肉を買う必要がなくなる。これを安いと思うか高いと思うか。

それは春に続いて今また話題になっている最高車マイバッハの価値についてでもある。復活させた2002年当時は年間1500台の販売を目標としていたが、200台ぐらいに落ち込んでいて、殆どはホテルの送迎車として使われているようだ。フォルクスヴァーゲン社のベントレーが趣味での保有ならば、ダイムラーがアストン・マーティン社とマイバッハについて交渉に入っている噂を否定するのも仕方ない。恐らく開発費などは特別に掛かっていないのだろう。

中国や米国でもっと売れるかに思われた高級車もリーマン危機後は特に売れなくなったようで、少なくともドイツの超高級車の購買層には余り人気がないようだ。そもそも運転手無しでこの大型の車を駐車したりするのも厄介であり、爺車と呼ばれて、マセラッティーやロールスロイスに比べても若い女にもてないと敬遠されるようだ。そもそもこうした車に態々大金を支払う趣味人に新興成り金が多いことを考えれば、世界で最も高品質な乗用車だけでは魅力が少ないのだろう。それよりも質感の低下の激しいSクラスを製造技術などの改良で高級感が出せるようにして欲しいものである。

パン屋では買い物袋を貰ったので、これからこれをもってパンを取りに行くのがまた楽しみとなる。創業1928年となっている。息子は見たことがないので他所で働いているのだろうか。それならばいづれこの店を継ぐかもしれない。孫の女の子はパン屋になる婿さんを捕まえてこれるかがまた気になるところだ。
by pfaelzerwein | 2010-12-24 04:31 | 料理 | Trackback
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