人気ブログランキング | 話題のタグを見る

まやかしの安全対策基準

新たに安全対策基準が制定されたようだ。所謂ストレステストの基準のようだ。今後の日本の原子力発電所の安全を担うものである。

しかし、どうも現状認識が全く活かされていないようで、それが公に出来ていない状態で新たな基準作りなどは笑止千万である。

最も端的なのは、原発大国であるフランスのサルコジ大統領は命じたように、メルトスルー後を現実的に具体的に考えて、炉の下の強化や壊れた炉心の取り出しに優位な方法などは全く考慮されていないようだ ― そもそも現在進行形の前代未聞の経過が分らずに何の対策が出来るというのだろう。

現状を正しく認識せずに何を遣っても無駄であり、非科学的でしかない。何一つ福島から習っていない。どうしてこうした非科学的な脳みそが、こんな危険な科学を扱っているのか?やはり日本人の脳には高度な科学技術は扱えないのだろう。

イヴェントツリーなどとどこで習ってきたのか知らないが、どうもあの人達には高度な学問などは理解不能なのだろう。



参照:
アルザスの原子力発電所 2011-07-06 | アウトドーア・環境
ベルリン、原子力の創世と終焉 2011-07-07 | 歴史・時事
溶融落下の政治手腕の必要 2011-07-09 | マスメディア批評
by pfaelzerwein | 2011-07-21 18:51 | テクニック | Trackback
<< 早くも秋の気配の夏休み 因果の無い一貫した政策 >>