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温暖化の中での冷夏の印象

今年のような冷夏は未だ嘗て経験したことがない。欧州においても初めての経験である。印象に残っているのは2004年ぐらいの日照時間の少ない夏であるが、ここまで気温は低くならなかった。

深夜は窓を閉めずには過ごせなく、天候さえよければまだ明るい筈なのだが、急に秋のような気配が漂う。

今後長い穏やかな秋が続くとしても、もはや盛夏とはならないだろう。最も暑かった印象は四月であるから、それ以降は本当に涼しい。それでも長袖は要らないのだから、適当に快適なのである。

冷たい食事の必要もなく、寧ろ暖かい食事の需要が高い。八百屋に行く予定であったが、銀行に行く用事が出来て、これも断念した。それほど逼迫して野菜が必要ではないのである。

とは言っても、気象台の発表では2010年には抑えられていた大気温が再び2011年の前半で上昇していて、二酸化炭素の排出の影響で、日差しが強くなっているというのである。太陽光発電だけでなくて、2010年までこのまま四度ほどの上昇が続き、夏の乾燥と冬のお湿りが繰り返される中で、建築素材のコンクリートやモルタルからの転換が必要になるということで、発電だけでなく建築市場にも期待できるということである。



参照:
Temperatur steigt auch in Deutschland, Andreas Mihm, FAZ vom 27.07.2011
by pfaelzerwein | 2011-07-27 15:30 | | Trackback
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