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初めての仏製眼鏡枠

眼鏡を注文した。マイスターが休暇から帰ってくるのを待って、検眼をさせたのだ。流石に二年前からの変化はそれほど大きくはなかったようだが、右目の近視が進んでいた。

レンズはこの間若干の進歩があったようで、大分硬くなったようである。一番異なったのは二年前には考えなかったアイコード研磨が普通価格となっていて、僅かの超過料金で可能となったことだろう。それによって眼球の動きにあわせた研磨が行われて、レンズのよい部分を確りと使えるようになる。

勿論従来から眼鏡枠とレンズを合わせる為には眼球の位置を手動でマーキングしてという方法がとられていたのだが、それに加えて写真撮影でその眼球の動きを記録することで、レンズを研磨するときにそのまま自動的に行われる。

嘗ては、経験を積んだマイスターならば間違えはなかったのだが、往々にして中心線に近いところに画一的にレンズの中心が来るようならば全くよい眼鏡とはならなかった経験が日本である。ある意味の作業の自動化であるが、レンズを機械で研磨するときには更に重要なことであろう。

眼鏡枠は、現在使っているメーカーの更にヤグアーブランドの新しいものやもう一つのブランドのものを比較したが、後者はあまりにも無難すぎてモード性が無いと言うことで準決勝で除外した。それまでに対抗馬として、様々なセイコーなどを含むメーカーのものが出てきたが、結局決戦になったのはフランスのメーカーブランドのものであった。

未知のメーカーであり、品質などに不安があったが、昨今のトレンドである眼鏡枠を強調した中にあっては、軽やかさと運動性を備えているデザインであり、明らかに二年前に購入予定だったものとも現在のものとも全く異なった印象で、次のトレンドに移行する場合もそれほど古臭くなり難いであろうと読んだ。

但しツルの部分などが大分太くなるのでヘルメット着用時のときなどにどのようなるだろうかとの危惧もある。断然よいと感じた点は、鼻当てが小さく綺麗に乗り、短めのサムプルグラスが頬から十分に余裕があるので、2ミリほど長めにグラスを切らせることが出来る。これによってまた余分にグラス面積を使えるので、物を読むときの下への視線が大分広がってレンズ下部の違和感がなくなるのだ。

十日で出来上がるとなるとよいのだが、さてどうなるか?ここ一年以上は本当に使い難い思いをし続けている。幸い天気がよく、涼しい陽光が降り注いでいたので、検眼するにも眼が冴えて気持ちよかった。



参照:
どうやら収まりそうな頭 2013-04-30 | 雑感
長過ぎる買い物・出費リスト 2011-01-03 | 生活
by pfaelzerwein | 2013-09-09 23:12 | 生活 | Trackback
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