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ハードボイルドなフィギュアー

散髪に行った。うなじが煩わしくなったからであるが、流石に寒かったので客は少なかった。前回は七月で二月も経っている。なるほど鬱陶しくなる筈だ。そのときの今頃に行くことを考えていたのだった。それでも気候のせいかそれほど切羽詰った感じがしないので、十分に短くして貰ったと言うことなのだろう。

今回はいつものお姉さんと違う人がやったが、ウェットカットで最初からサイドにバリカンを入れると言い出したので、そのまま遣らせてみた。明らかにいつものブロンドのポッチャリの彼女よりも上手い。黒髪系のシャープな感じの一寸がさがさしたお姉さんであるが、出来上がりもどちらかというとハードボイルドタイプに出来上がって、なるほど彼女も言うように「いいフィグアー」になったのだ。

挟みの使いが理髪師とは違うのは既に書いたが、バリカンの技術と言うか美的なイメージが最初から出来ていたようで、今まで経験したことのないほどにすっきりとした感じになった。一つには頭自体が無駄な脂肪が落ちてシャープなラインになったこともあるようで、これならば新しいフランス製の眼鏡のモデルに為れる。

前のお姉さんは休みなのかなにか知らないが、次も火曜日の朝に出かけてみたい。話し好きで愛嬌が良いのは前の美容師さんであるが、必要なことしか語らずにてきぱきとした腕前を見せる美容師には感心した。こうなると理髪師が髭剃りを遣らなくなったことでその職業的価値は大分落ちてしまったのではないかと思う。



参照:
夏休み到来の床屋風景 2013-07-17 | 生活
初めての仏製眼鏡枠 2013-09-10 | 生活
by pfaelzerwein | 2013-09-17 20:34 | 生活 | Trackback
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