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週刊日曜日の話題

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この冬シーズン最初の頂上往復である。標高516mしかないのだが、170mほどのとこかから一気に登るのは結構きつい。四度の室内クライミングの疲れが溜まっているので、朝起きして曇天の零度に迫ろうかという中を走るのは億劫であったが、完走を目標にゆっくりと走り始めた。先日の緑のベンチ通過15分どころか、17分2555歩で通過、更に走ることを重点にしてハイキング道に入らずに林道を登り続けた。ハイキング道との合流から頂上へのハイキング道へと入るところで31分4500歩で到達。結局頂上へは39分5600歩となった。

頂上に近づくにつれて足元が湿りだして悪くなってきた。頂上の小屋にも人影もなく頂上で会うことのある仲間の蛸親仁の影もなかった。そして頂上から谷の車まで戻るまで人影どころかバムビの姿さえ見かけなかった。68分10093歩であった。下りに、クライミングのことなどを考えたが、体幹を更に鍛えない限り致し方ない。その為には、走り込みが最も効果的で、特にここの坂の最初の強さは岩壁への取り付の厳しさにとても似ている。医者の相棒が毎週日曜日に一時間ほど走っているのはその意味からもとても意味がある方法で、少々億劫でもこれは続けるしかないだろう。冬の間は日曜日はいつものパン屋が休みなので、このコースを走り続けるしかないだろう。

昨晩は、牛の乳房煮のワサビソースにリースリングを開けた。フォン・ジムメルン醸造所のグランクリュワイン「マンベルク」である。フラウエンベルクではない。木曜日に下準備をしていたので、塩じゃがを作って温めて、ワサビを溶かすだけであった。やはり脂身が乳臭いので、カサカサの筋の部位の方が上手い。ワインは、この醸造所独自の熟れた旨さがあった。その前日開けたヴァッヘンハイマーPCリースリング「ゴールトベッヒャエル」はやはり良かった。女性の感想も聞いたが、最初から最後まで様々に綺麗に変化する味はとても楽しめるのだ。糖は十分に抑えられているが、単体でも十分に味わえるワインである。

本日のBILD紙は、シュピーゲル誌とフォークス誌の伝えるところとしてコルネリウス・グルリットの生存を証明するインタヴュー内容を紹介している。それらによると、「自由意思で絵画を返却することはない」として、「生涯それらの絵と共に暮らしたい」、「俺はボリス・ベッカーではない」と正当な相続権を主張している。なるほど、父親ヒルデブラント・グルリットのドイツ帝国機関からの収集は合法的なものであり、返還の要求は出来ないと言うが、時効の過ぎた違法な相続までも主張するのはやはり筋が通っていない。また、返還を条件として訴追をしないという交換条件を当局が出したとすることも事実なのだろう。



参照:
退廃芸術の行方は? 2013-11-08 | 歴史・時事
下半身と体の緊張の利用 2013-11-17 | 雑感
by pfaelzerwein | 2013-11-17 21:35 | 生活 | Trackback
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