ソフト面でのノウハウ

とてもどうしようもない天気である。木曜日ぐらいには気温も下がって、雨が雪になるようである。これだけお湿りとなるとクライミングホールの半年券を購入しておいてよかったと思う。

新聞の技術欄に、先に購入したキャノンのIXY610とパナソニックのLUMIX DMC-TZ41の比較が載っている。購入時に比較したが、新聞にあるように重量で50Gに差は大きく、それまでに使っていたサイヴァ―スペースの200G前後ではもはや次の性能が比較対象になったからだ。そしてここに書かれているように価格で100ユーロも高い差は無いのである。今時誰が小型カメラに投資意欲があるだろうか?

つまり、商品テストで僅か0.1ポイントだけ!上のパナソニック製のそれをネットの実効価格で100ユーロ以上払う人は少ないであろう。こうした市場の甘い戦略はパナソニック社の製品が欧州ではサムソンどころか他の対抗馬と比較して成功しない好例である。恐らく、今後業務市場に力を入れるというが、パナソニックのブランドで良いものが売れると思っている勘違いがあるように思われて仕方がない。

成程この商品い関しては480MM相当つまり20倍の望遠効き、マニュアル操作も出来、バッテリーも若干優れているのが評価されているのだが ― それだけではないVIDEOのコマ数も違い、撮影反応も早い ― 、それにも拘らず態々この商品に高額を支払うとなると特別な市場が必要になる。そしてそうした数値で表れない「写りの良さ」でキャノンに軍配が上がるのだ。つまり拡大した映像の歪が四角く暗くなるパナソニックに対して、キャノンは柔らか味を以て再現されるとなる。カメラ屋としてのソフト面でのノウハウに違いない。要するに新たな市場に出れば出るほどこうしたノウハウの差にパナソニックは直面するのではないだろうか?とても気になる事象である。



参照:
Welche von beiden wird die nächste Redaktionskamera?, Hans-Heinrich Pardey, FAZ vom 19.11.2013
デジタルカメラの高機能 2013-10-06 | テクニック
レンズの違いがあってこそ 2013-08-28 | 生活
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by pfaelzerwein | 2013-11-20 20:49 | 雑感 | Trackback
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