人生はあまりにも短すぎる

木曜日は国会前抗議の中継を中座して床屋に向かった。最初の客だ。クリスマスや訪れるであろう嵐の話となった。もうクリスマスだというとどうしてももう早いなとなってしまうのが、この時期の世界中の人々の感興だろう。散髪は、大分伸びていたので、寒いながらも気持ちよい。

金曜日中に参議院で可決するという秘密保護法であるが、抗議の勢いは増して、それへの認知と輪は広がっているに違いない。少しでも時間が伸びれば延びるほどその意味は大きくなる。それが最大の成果である。集まる市民の声の中身や訴えがとても強い効果を持ち始めている。夜には組織化された集会と土曜日には大デモと大掛かりな運動へと発展しそうである ― 既に国会前の波は決壊したようだ。何かあれば政府転覆である。

ビュルクリン・ヴォルフで他人の贈り物用のワインを物色した。何時もの決まりのガイスボェールである。安く分けてもらえるからだ。2012年物は赤いリンゴの香りが漂って、この待降節に飲むには最適であろう。食事にでもデザートにでもなんにでも使える。

今年は個人売りにPCが残してあったので、先行予約料金で入手できた。既に12本買っていたのだが残りは七本ぐらいになっていた。そこで一番のお気に入りのこの醸造所で最も辛口のゴルトベヒャエルを追加購入した。それ以外にも売り切れかと思っていたアルテンブルクも購入した。

その後、評価本のコピーを送ってきたのでそれを読んでみる。最初には分からない瓶熟成の可能性について十分に触れてあるのは良いが、その飲み頃に関しては何とも言えない。2012年だから短めにしてあるならば、醸造所の資料を参考にしたのかもしれない。

ペッヒシュタインがケラー醸造所のものと並んでいるのは良いが、なにも2012年が特別良い訳ではないのは確かである。グランクリュクラスのトップ醸造所にシェーンレーバーが入っているが、レープホルツと共に上級クラスになると瓶熟成が無いと価値が無い。三位にはカスターニアンブッシュが入っているようだが、瓶熟成か現在のバランスか、それを見越しているのかが今一つはっきりしない。

いずれにしても、ドイツのリースリングの質は向上する一方であったが、それでも九割九分以上のリースリングは態々購入して楽しむ必要のないものである。プロフェッショナルとはいえ、あと三割方のどうでもよいワインを飲まなければいけない職業は、生活とはいいながら、身体にも悪くとても気の毒なことである。どのような分野でも職業となると嘆かわしいことばかりだが、つまらないワインを飲むには人生はあまりに短し過ぎるというのは名言過ぎるのである。



参照:
期待される日本の夜明け 2013-12-06 | 文化一般
実力行使の民主主義 2013-12-05 | 歴史・時事
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by pfaelzerwein | 2013-12-06 22:12 | 歴史・時事 | Trackback
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