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身体の、「村上春樹」の変化

自宅に体重計が無い。だからここ十五年ほどは計ったことが無い。ここに来て急に気になってきたのは体重が増えたのではないかと思われるからだ。特に上体が分厚くなってきて、プロレス選手のようになりつつある。クライミングで体が重くなって来た感じがしているので、気が付いたのだ。本来ならば、使い続けているのであるから、腕力が付く分楽になる筈なのだが、なぜか疲れが溜まっていき、重くなってきているのを感じた。嘗ては相撲取り化を避けてきたことからすればマシなのかもしれないが、走り込みが更に必要になってきた。先週は四日もクライミングをしたので、一度も走れなかったのである。殆ど無かったことであるが、体重の増加と共に分岐点に差し掛かっている様で恐ろしい。

こうした身体の変化を相棒の町医者に話すとなると、ティーンエイジャーのように胸が大きくなってきてと言うことになるから、直ぐに中年オヤジの助平談義となることは分かっているのであるが、

もう一つ気が付いたのは、シャワーで体から水を弾くようになってきたことである。肌に脂分が乗ってきていることを示すのだろうが、急に弾くようになってきたのに気が付いて驚いている。決して、食生活の質が変わっている訳ではなく、シャワーを浴びる頻度が下がっている訳でもない。水の質や洗剤も影響しているとは思われない。健康的に悪い兆候ではないので問題は無いのだが、これも注視していきたい変化である。

変化と言えば、UストリームなどのCMがとても煩わしいことになってきている。つまらない、全く興味の無いコーラや新作映画などのCMが流れ続けて嫌悪感を強く抱かさせる。TVにおける商業主義から逃れるためにネットに辿り着いているのであるが、本気でこうした商業主義を取り除いていかない限りネットにはいられない。フィアーフォックスからオペラにブラウザーを変えてから大分快適になったのだが、まだまだ商業主義追放には本腰を入れなければいけない。

今朝、ラディオで村上春樹の新作が話題となっていた。新作と言っても独訳が済んでのこの新作である。 「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」がその評論家で村上ファンに言わせると「最も出来が良い作品」と言うことなのである。話を聞いて成程大きな大衆向けに練られた話だと理解できた、そしてとても興味をもった。そして新聞評などを読む。嘗ての英語訳からの翻訳とは違って、日本語からのドイツ語訳になっていることも気が付いた。状況が少し変わってきているようだ。



参照:
緑の趣味の原風景 2012-02-24 | アウトドーア・環境
でも、それ折らないでよ 2007-01-26 | 文学・思想
by pfaelzerwein | 2014-01-15 21:13 | 文化一般 | Trackback
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