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新しい靴でボルダーリング

また走った、月曜日に続いて週二回目である。理由は、前日室内壁であまりにも体を使ったからである。その疲れを解き解くには体を動かして一汗流すほか方法はないのである。十代の時にもそのような方法に気が付いていれば良かったのだが、当時は無理して動かすことは出来てもその後に解すために運動するような習慣とはなっておらず、その疲れに対応できていなかったように思う。基本は動かし慣れているかどうかということである。

僅か25分ほど3900歩の往復、登り13分2185程のいつもの林道の往復であるが、走っているうちに体の疲れ具合やその部位を感じるので、疲れがとても分析できるのである。同時にその疲れから、昨日の反省をするのだ。

日曜日から、所謂アメリカの難易度で5.11の入り口を登っているのだが、それを続けざまに三つ試すと体ががたがたになった。何よりも被っていたりオヴァーハングの下で扱いの難しい手がかりを使って進もうとすると体全体への負担が大きい。更にしっかりと手が掛かるとそれで持ち上げるような動作をしながら次の一手を打たなければいけない可成りスポーティーな運動が要求されるから、身体の張りも背中などに多い。難易度からすれば最終目標値に近いが、技術体力的にそれを克服するには二年ほどは掛かりそうである。

その前に、天気が良いのでボルダーで初めて新しい靴を試してみた。被っていないところだが、小さな足場に上からぶら下って押し付けながら体重移動をするので、その足場への押さえつけの威力を感じた。陽射しはあったのだが、気温が摂氏4度ほどで寒かったので、靴のゴムには温度が低すぎたかもしれないが、独特の吸い付くような感じの片鱗が見えたのでとても満足した。心配していた大きさも、後ろからしっかりと踵を抑えてくれるために爪先が頼りない感じも全くなく、先ずは痛みを感じないで練習できるのが幸いと思った。指が温まるまでは凍りそうになるので、足まで冷たくなるとやっていけない。明らかにポンタスIIに比べるとシャマーンはボルダーやオヴァーハング向きのシューズである。

上海マラソンマンが購入した靴は、スカルパのフェルーツェでなくて、ヴァッポーVというもので寧ろアールラウンドで使いやすそうな靴であった。バイテンションという爪先に力が入りやすい構造はなかなか良さそうで、丁度彼が求めていたものである。ラスポーティヴァの刀の部類のようだが、より敏感なようでも、親指の内側は鈍いらしい。それほど高度なフットワークは直ぐには身に付かないのであるから、鈍さが分かるようになれば中級者かもしれない。足の使い方などを見ていると、「町医者」と同じ初心者の特徴を見せているが、この靴で一年間登り続ければ結構上手くなるかもしれない。



参照:
泥濘を爪先立ちで走りながら 2014-02-12 | 生活
とっても疲れた週末 2014-02-02 | 生活
笑窪が嬉しいダウントー 2014-01-30 | 雑感
by pfaelzerwein | 2014-02-14 00:04 | アウトドーア・環境 | Trackback
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