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社会主義者がのさばると

性犯罪つまり幼児虐待となるチャイルドポルノ規制に関して強化策が練られている。法務大臣マースの主導である。主に厳罰化が叫ばれているのは、先年来の社会主義者の議員がこれで引っかかったことから、その反動である。社会主義者が与党としてのさばり大臣になるとこうなるから駄目なのである。

そもそものチャイルドポルノの被写体が虐待されているとiいう見解は必ずしくも誤りではないであろうが、今回議論されていて規制対象としようとするのは所謂ポーズ写真である。新聞によると少年少女が身体の一部を露出もしくは強調して性的なポーズを取った写真を指すようだ。その限定はとても難しいことは分っていて、日本の雑誌や電車の中釣りにあるような小中高生のポーズをとった写真などは全て規制対象となる。映画などでもその中味は兎も角、そうしたポスターなどは街角には出せないことになるのだろう。

ここまではいつも繰り返されてきた日本での嘗ての陰毛規制とも似ているが、そうした少年少女が五十歳になるまでは時効が成立しないという。一つ目の超法規処置、もう一つは海外で例えばドイツ人がタイのパプヤビーチでよからぬ行為や写真などを写したりしたものなら、現場は何処であれ連邦共和国法で訴追されるというものである。

前者は被害の子供から大人になって独立していても、あらゆる事情で明らかにして訴追することが出来ない事情を考慮したものであろうが、時効をこれだけ延長すれば本来の時効の意味が全く省みられなくなる可能性がある。加害者にとっては憂慮しなければいけないことだろうが、そもそもこうした虐待の本質は性的であれなんであれその加害者の問題でもあることを考えれば、こういた時効の延期処置でその不幸の連鎖が止まるのかどうか?いずれにしても、こうした法案の主旨自体は理解可能としても、法的議論は当然のこと、社会文化的に見ても歪でしかない。



参照:
児童ポルノ規制の情報乱用 2014-02-17 | マスメディア批評
ぺドフィリア合法化の綱領 2013-08-14 | 文化一般
by pfaelzerwein | 2014-09-23 22:51 | 文化一般 | Trackback
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