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外国人に手厚い社会保障

気温は下がらなかったが、更に凍てついた。夜中はヒーターを消して就寝した。明け方目が覚めるとやはり寒かった。特にワイン街道のような東側斜面のある麓は霧雨上の冷たいお湿りがある。フランクフルトへの途上森から離れるように東進すると直ぐに乾いてきた。寒さもあまり感じないようになる。そのような按配で、ここ暫くの気象条件ではワイン街道は結構寒い。ヒーターを消すことで深く眠れるのは良いが、どこか体に力が入っているようで、これも困ったものだと感じた。これからは冷える時にはうっすらとヒーターを入れておくのも悪くはないかなと思った。ここまでは風邪を引くこともなく過ごしているが、これをどのように持続できるか?

2013年の移民がまた増えているらしい。合衆国に続く世界第二位の移民国となっている。高齢化に対抗して成長や経済力を持続させるためにこうした新しい血は必用なのだろう。それほどドイツ連邦共和国が世界からあこがれる移民国であるのはなによりも生活が豊かだと思われているからだろう。そしてその社会保障は悪用されるように充実しているとされる。外国から来た労働者が働いてその経済成長と増収によって社会制度も充実しているならばある程度は仕方がないだろう。

高齢化の王者である日本でも外国人労働者が増えていて、更に一層の拡大が謀られているようだが、十分な考察が無くて実施しても仕方がない。そもそも円安誘導で外国人労働者を導入して経済を成長させるなどは尋常な考え方ではない。それは少し考えると誰でもわかることなのだが、態々安い労働力で日本などの工業先進国で安い物を生産する意味などは全くないのである。そしてその安い物を発展途上国と価格競争を行うなど、最初から勝敗は分かっているのである。だからこそ連邦共和国のように教育を受けた必要な労働力をもって高度な工業製品を生産しなければいけないのである。難民を特別の配慮をもって連邦共和国は積極的に受け入れてきた。そしてその中でも職業教育を含む教育を受けた優秀な人材を更に優待していくようになる。これも共和国の経済の社会の持続性のために重要な要素となるのである。

京都一区に無所属で立候補している元代議士平智之が市民へのベーシックインカムを街頭で訴えているようだ。無駄を省いた最も効率的な社会保障だろう。そして最も直接税に合うシステムなのである。間接税の増減とか直接税の軽減税率などは全て役人天国を肥やし無駄を増やすだけなのである。

連邦共和国でも海賊党を支えるドラッグストアーチェーン「ダイヒマングループ」のオーナーがこれを強く推している。海賊党自体は最初の勢いは無く失速したかに思われるが、今後外国人の社会保障の不正などが更に問題となってくるときに、事務上最もシムプルな最低収入制度が注目されるかもしれない。役人天国は社会主義者が許してきたのだが、移民者や外国人に働かせてそこにシロアリのように群がる役人を養うよりも簡素化することの方が重要なのである。メルケル首相がキルヒホッフ教授を大蔵大臣としてシュレーダー首相に敗北したが、明らかにあの時はこうした簡素化のアイデアがまだまだ新し過ぎて国民に受け入れられなかったのである。



参照:
親権者が行使する選挙権 2012-04-12 | 歴史・時事
キルヒホッフ税制の法則 2006-12-24 | マスメディア批評
by pfaelzerwein | 2014-12-05 20:49 | 歴史・時事 | Trackback
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