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香り豊かな記念撮影など

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ミュンヘンから夜中に帰ってきた。一通り予定は熟せた。急いで帰ってきたので、二度も赤色フラッシュで記念撮影をされた。スピード違反である。どちらも可成り下限に近い違反なので、警告金だけで済むはずだ。アウトバーンで時速120キロから100キロへと落とされたところで、前の車がブレーキを踏んだので私も踏んだが、減速が足りなかった。120キロに近いスピードで撮影されたが、誤差を入れると11キロ超ぐらいか。下り坂なのでかなり効率の良い集金をしているのだろう。往きに反対車線で光った場所を考えている内に二度目の撮影があった。これも追い越し車線から戻る形で車の間に流れ入るように加速したので80キロ制限で90キロを超えたぐらいだろう。ここは自動車専用道路だが、誤差を入れると可成り少ない超過だ。それよりも車が斜めなので番号が写っていない可能性もある。

帰宅してシャワーを浴びて、ミュンヘンのダルマ屋ことダールマイールで購入したイノシシのパテとブレンナー峠の下で購入したパイを食した。これについては改めて調べてから紹介しよう。クルスマスプレゼントで貰ったリースリングを開けて、日本などへと電話した。

1955年以来の折からの暖かい12月でかなり気温が高かった。だから小さなスキー場の谷の駅は摂氏三度もあった。ピステは開いていたが、21ユーロの価値はなさそうなので、スキーは諦めた。そもそも今回作った靴では自分のスキー締め具は使えないようだ。色々と知らないことが分かって興味深かった。所期の目的である靴も出来上がり、大体の予算通りだった。宿は思ったよりも良かった。ミュンヘンも久しぶりで、初めてディーナーシュトラーセのダールマイール本店で買い物をして、オペラ観劇も叶った。前回は大分前にシュナイダー指揮のフェスティヴァル中の「サロメ」だった。二十年前ほどだったか?今回は定期の公演だったが、本気度は大分違っていた。これについても改めて纏めないといけない。

兎に角インスブルックの谷は、素晴らしい光景だった。飛行機で降りて来ると素晴らしいに違いない。写真は、現在準備中のジャンプ週間のシャンツェの山の裏側から町の方を望んだ角度だ。中継で上から写される風景と同じ角度である。そこからミュンヘンに向かう谷を越えたところがガルミッシュパルテンキルヘンで、ここでも正月の週間のジャンプ大会が開かれる。作曲家リヒャルト・シュトラウスの別荘のある場所だ。今回はインスブルックの町には入らなかったが、ミュンヘンともどもとても文化の香りがある。

正直ベルリンなどとは程度が異なる。日本でも古都の京都と東京では全く品格が違うのと同じで文化の奥行きが違うのだ。少なくともアルプスに近いとか谷の辺境の都などとは一切いえない古都である。そもそも地理的に文化発展の地勢的な意味があったのだ。東京がベルリンをお手本として近代都市化されたが、やはり本当の都は香りが違うのだ。夜食としたパテの塩気は一寸強すぎたのだが、リースリングには悪くはなかった。



参照:
制限が必要な暴走? 2014-12-19 | 歴史・時事
旅行の計画を定める 2014-12-17 | 生活
by pfaelzerwein | 2014-12-21 19:28 | 文化一般 | Trackback
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