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私のメリークリスマス

久しぶりに地元で走った。前日に百姓パンを予約しておいた。だから、慌てなくてもよかったのだが、イヴの夕食を考えると偶々水曜日に出るマーケットのテリーヌを買いたくなった。それならば、朝早くに買って、パンを取りに行って、走ればよいと思った。しかし実際には、パンを取りに行くと、焼き立てで切れないという。それならば、そのままでよいとなって、裏からお姉ちゃん親方が焼き立てを持ってきてくれた。本日分の白いパンやクロワッサンを合わせて買って、いつもの駐車場に停めると、まだ外は真っ暗だった。暗くて先は見えないが、走り慣れているところなので、ゆっくりと走った。走り出す前にどこかでバンダナを落としていることに気が付いたが、先ずは沢の奥まで往復する。往路からの折り返し点でも真っ暗で万歩計が見えないので、そのまま戻ってくると、28分5680歩であった。おっかなビックリ足を進めているのだから仕方がない。それでも汗をしっかりと掻いた。その足で、バンダナを落としただろうパン屋に戻りと、そこで拾っておいてくれた。

そして急いで、家に戻った。12月の始めに日本から送った小荷物が届かないからだ。そして、朝食をしていると、十時過ぎになって郵便屋が来た。まさしくその小荷物だと分かったので、「クリスマスプレゼントだ」と言うと、配達のおじさんも喜んでいた。ドイツポストもこの忙しく過剰な時期に労使の紛争が起きている。完全に通常の仕事量を超えているので、荷物は全て郵便配達とは別な人が来るようになって一月ほど経つ。本来は、朝の九時過ぎにまでで配送が終わるのだが、今は全く異なっているのだ。

まさしく自分で購入したプレゼントで、ミスタービーンの自分へのバースデーカードのようなあんばいだ。早速、箱を開けて肝心の髭剃りを使ってみる。充電していないので暫くすると電源が切れた。それでも最後まで同じように動くようになっているのは確認できた。そしてブラウンのそれともフィリップスのそれとも全く異なることも気が付いた。もう少しやかましい音がするかと思っていたらそれほど悪い感じではなかった。テクにクスの技術が反映しているとは思えないが、なんとなく共通点もあるラジオのような音だ。野菜を買いに出かけて戻ってくると完全に充電で来ていた。とても早い。兎に角、剃り込む音がしなくなるまで剃った。明日朝の剃り心地や剃り時間が楽しみだ。

これでブラウンとお別れできる、洗浄機で掃除をして片づけておこう。壊れないままお蔵にするのは初めてだが、それほど使い心地が悪くなっていた。最後のころにはヒーターで温めて使っていたが、幾ら電力があっても剃りが良くないのだ。幾ら替え刃を替えてもよくないのだ。当分はブラウンの髭剃りは買わないであろう。そもそもブラウンの商品はもはやちっとも良くない。それでも、パナソニックの材質感とはプラスティックなどの成形が違う。米国のメーカーになった今でもドイツで材料を調達しているからだろう。

今年は短い旅行があったお蔭で、なにかメリハリが効いて、逆に落ち着いたイヴを迎えることが出来た。それもなんとなくいい気持なのだ。例年ほどクリスマスストレスがなかったのはなぜなのか?体重を測ると71KG台に落ちていた。ここ暫くほとんど食事をしていなかったからだろうか?運動などよりも何も食べないで健康なのが最高のダイエットだ。ここ暫く暖かいのもよい影響をしているのに違いない。



参照:
税引き後のインフレを実感 2014-11-26 | 歴史・時事
羽毛のような剃り心地 2014-11-19 | 生活  
土壌の文化性の問題 2012-12-26 | 文化一般
by pfaelzerwein | 2014-12-25 04:02 | | Trackback
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