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今後の進展を見守りたい

冬タイヤになった。これでいつ積雪があっても安心だ。丁度再び寒くなったところで図星の気候予想だった。帰りの車の乗り心地や静寂性には満足だった。コンティネンタルの新しいものを、少し高価でも、着けている価値がある。一年おいての二本づつの交換も上手く行ったかもしれない。

車中のラディオは日本の不景気とパリのテロで旅行関係を中心に売られたことを文化波でニュースとして流していた。そして、テロ対策の今後として、独仏などの当局が情報など密接に交換していく必要が話されていた。明らかに情報のインターアクティヴな運用が欠けているのは確実で、両国の情報機関としてはトップシークレットに属するネタであり、政治的にも大きな判断材料になっているのでなかなか難しいのは当然だろう。しかしそれが無い限りEU内での国境管理など、明らかに後戻りする方向へと進んでしまうことは避けられないという。そしてその背後に死の商人が暗躍するとなると暗澹たる気持ちになる。

株式の状況を聞いていて、初めはいい加減な推測だと感じたが、その後引き続きのテロが準備されていると聞くと、やはり経済的な影響もあるかもしれないと思い直した。これも間接的に死の商人のなせる業である。

VWに関する市場調査の結果が新聞に出ている。それによると、予想通り連邦共和国で車購入時に環境に優しいかどうかは多く場合話題にならなくて、今回の排ガススキャンダルはあまりに大げさとVW顧客には映っている。VW顧客の四分の三近くはVWに愛着があり、なによりもその車の安全性であり、耐久性や信頼性であり、充実したサーヴィスネットで、そこに自らの欲求と必要が合致しているという。つまり今回の事件が、トヨタ騒動のように技術的な問題であったならば、そのブランドイメージに傷がついたというのだ ― まさしくこの表明自体がVWへの揺るがぬ信頼性ということのようだ。

但し、今回の事件を受けて、大衆車としては異質の高い価値を誇っていた中古市場に影響が出てくるようになると、こうした顧客層にも大きな影響を与えかねないという調査結果である。これに関しては既に書いたが、今回のリコールでの費用負担の問題が全てを揺るがすことになると考えるが、この調査には扱われていないのだろう。



参照:
観念は自由、限りなく 2013-11-09 | 文化一般
13日金曜日の情報錯綜 2015-11-15 | 暦
CO2排出規制破局事態 2015-11-06 | 歴史・時事
by pfaelzerwein | 2015-11-17 17:57 | 雑感 | Trackback
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