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再びの水漏れそして初凍結

階下で水漏れがあったようだ。二年ぶりで、その前の十三年ぶりとは事情が異なる。秋にバルコンを洪水にしての試験が行われて、何事も起こらなかったので、当分は疑惑から解放されたと胸を撫で下ろしていた。

今回も特別に雨や雪が吹き付けるようなことはなく、その雨量も微々たるもので、流れ滴るというものではなかった。積雪があったならば通常は滴らない場所からの滴下もあるかもしれないが、そのようなことにはなっていなかったと思う。風向きの関係で特別な空気の流れがあったことは想像できる。それほど珍しい気候状況であったことも事実だろう。

しかし何よりも台所の窓枠の凝結を見るように、水分がどこかで一気に冷やされて溜まった可能性は否定できない。しかし、水蒸気量が多くて冷やされるのは内側の話であり、その水分が天井とバルコンの間に溜まっていたとは考えにくい。いずれにしてもどこからか水分が集められて下に垂れたのは間違いないのだ。気象状況などのデーターを分析してみるつもりだ。

森の中は水溜りが完全に凍結していた。陽射しがあったのでそれほど冷たくは感じなかったが、沢沿いを奥深くまで入ると、犬連れの婆さんにすれ違った。今日は車が一台しか停まっていなかったので、彼女のものだったのだろう。そう考えて貸し切り状態かと思うと、向こうから二人組の女性が歩いてきた。すれ違って、どのあたりで復路に追い付くかなどを考えていた。するとさらに先に犬連れの爺さんが見えた。これを交して、復路で再びすれ違い、二人連れを追った。暫くすると視界に入り、順調に追い越した。まるで、小学生の流水算のようなものだが、そこから緩い勾配を登るので頑張って走る抜ける。汗を本格的に掻き出して、ラストの直線を駆け抜けたが、時速10KMには再び戻らなかったようだ。流石に最初の婆さんには追い付かず、その車も消えていた。

出かけに門を出る時に、歩行者を優先させると、三人連れのトルコ人の少女だった。この辺りでは、あまり少女を見る機会はないのだが、隣町には礼拝所が建てられており、その数は都市部ほどではなくとも少なからず住んでいる筈だ。それでも面と向かって顔を見る機会は少ない。そして同じような年頃の三人連れが一緒だったので、方向からすると役所に住民票でも定めに行くところだったのだろう。

顔を見合わせた先頭の少女以外の顔はあまり見えなかった。やはり顔を隠すような形になっていたのだろう。先頭の少女は表情も確りしていて、西洋化しており、なんとなくクルド系かなとも感じた。パリの一連の事件などを見ると、結局ライシテがあっても、決して信仰の相対化が進むわけではないことを考えると、絶望的な気持ちにさせられる。



参照:
実験に値するのか大洪水 2015-06-25 | 生活
バルコンからの冬籠り 2014-01-10 | アウトドーア・環境
by pfaelzerwein | 2015-11-24 23:05 | | Trackback
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