人気ブログランキング | 話題のタグを見る

打ち消すコリオリの力

グリーンピースがEUとUSA間のTTIP交渉の秘密文書を約250ページ公開した。TTIPはTTPと同様のものでその英文は広く参考になるだろう。国会議員はメモしか許されない状況で条文を観覧しているようだが、既に多くの問題が明らかになってきている。その中でも環境問題などは全く受け入れられないものとされていて、当局はそれらの文書は決定稿ではないと説明している。オバマ政権を引き継ぐクリントン政権がこれを締結まで持ち込むにしてもまだまだ前途多難のようである。TTIPやTTPに賛成している声は、関連各国で少数派でしかないのは当然だろう。

コリオリ力というものがあったなとターンテーブル調整時に頭に浮かんだのだが、その名前が浮かぶには大分時間が掛かった。似たようなオイラー力とかならば流石に名前が違うので思い出すのだが、普段あまり関係ないコリオリさんはなかなか出てこなかった。ボールダーの課題の下でマットを広げて寝ている時にやっと浮かびだしたのだ。ターンテーブルとプーリーを結ぶベルトの掛け方によっては、遠心力がズレル方向へと進むので、出来る限りてこが掛からないようにプーリーをモーターに近づけて、同時にベルトも出来る限り低い位置で作動するようにしたのだった。結果は、ターンテーブルの支え自体の防振効果以上に、回転が安定するようになった。プーリーが下がり過ぎてモーター本体と接触するようなことがあれば回転が落ちるので耳で分かるから、出来る限りてこが掛からないようにしたのである。所謂モーターのゴロ音が可成り収まって、LP盤自体に起因する変調音域に収まって来た。これで、シールド効果の効いたフォノケーブルで低域ノイズが消えれば、嘗て使っていたダイレクトドライヴ並にSN比が上がるのではなかろうか。ベルトドライヴは、テーブルが鳴らないので音が良いといわれているが、ハードチューニングをしてみて、昔べルトドライヴを使っていた時のシステム全体のSN比が大分悪かったのだろうと納得した。

ボールダーは久しぶりの斜面の上の屋根下を試したが、いつものことでしばらく休んでいると掌も痛く腕の力も入らない。肩も使ったので無理はせずに、先ずは近くの簡単な課題を片付けることにした。以前解決してから、そこに嵌め込められていた石が落ちてしまっていたので、それ以降はもう一つ上手く行かなかったが、今回は上の岩頭の手掛かりに掌を被せるようにして、身体を固めて、足掛かりを上部へと持ってくることで、今までの中では最も豪快に完璧に登れた。左肩が使えるようになったのと同時に身体全体を使えるようになってきた。その後、課題ラヴィオリエクスプレスの隣の難しい課題を試したが、大体身体の動かし方と手掛かりは分かって来た。腕や肩の力は徐々に使っていかないと出てこない感じだが、やはり故障が治ってきて以前よりも上手になっていることに気がついた。左膝の故障は若干違和感がまだある。それにしてもまだまだ体が重すぎる。



参照:
ÖFFENTLICHES GEHEIMNIS,
TTIP Leaks (Greenpaece)
二度と繰り返せない制覇と達成 2014-11-17 | アウトドーア・環境
今こそターンテーブルの時 2016-05-03 | マスメディア批評
怪我後初めてのジョギング 2016-02-19 | 生活
by pfaelzerwein | 2016-05-03 22:49 | 雑感 | Trackback
<< 廃炉、最終処分の費用分担 今こそターンテーブルの時 >>