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天候不順な中を往復

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南ドイツの水害が大きく伝えられていた。丁度その日に、災害が酷かった北バイエルンと北バーデンヴュルテムベルクの間をミュンヘンへと一往復した。当日は落雷などが予想されていたので、自宅の窓をしっかりと締めていった。時期的には気温も上がるので窓を開けておくぐらいが帰って来てから気持ちが良いのだが、用心をしたのだった。

ミュンヘンへの上りは、折からのヴァカンスから帰る車列が午前中から渋滞を起こしていたが、反対方向だったので全く問題はなく、平日よりもトラックも無いので断然走り良かった。本来ならばその時刻は上フランケンからミュンヘンへとステグリッツ川に沿って上る予定にしていて、帰りは深夜になるので問題ないように計画していた。

天候は穏やかでありながらも午後の落雷の気配もあり、陽射しが弱かったので気持ちよく走れた。一日中のランチボックスを三箱も作り、果物や野菜類もアイス手提げに入れて、冷やしたハーブティー一リットル、暖かいハーブティを一リットルで十分な準備は出来ていた。

今回日本から持ってきてもらった購入したコールマンのアイス手提げはとても大きくて29Lありながら、3000円以下でとても良かった。昨年同じブランドのアイスボックスを購入して重宝しているのだが、通常の買い物にも使えるこれは更に頻繁に使える。冷凍のピザなどを入れるだけでなく、暑いときにはなんでも入れておけば安心だ。但し、今回は冷却材に当たっていたランチボックスの底のサンドイッチが凍り付いてしまった。緩衝材が必要だ。

計画通り燃料を節約しながら、今まで以上に少ない燃料で、ミュンヘンに着いても天気は大崩れしておらず、まだ若干蒸すぐらいの感じだった。この湿り気で地下駐車場から出るとなんとなくザルツブルクのあの塩の湿気が漂う地下の駐車場を思い出した。案の定、オペラ公演にはヴィーンからの熱心な愛好家がやって来ていた。

オペラ劇場を後にしたのは七時間後だったが、帰路の車中のラディオは各地での被害を伝えてはいるものの大抵は小雨が降るか強い雨の降っているミュンヘン・アウグスブルク間も比較的乾いていて走り易かった。ミュンヘン近郊はあまり降らなかったのだろう。

丁度水が浸かったりしていた両地域 ― 自宅の地下に水が流れ込んで溺れた人もいた地域 ― の中間をアウトバーン八号は西へと抜けていて、所々水溜りが出てきたのはシュツッツガルトへ向かう頃からで、雨も降り続いていた。通常はハイドロプレーン注意が出ていても飛ばす車は多いが、寧ろ私よりも皆が注意をしていたぐらいなのは警戒していたのかもしれない。前日土曜日のナーヘからの帰りの雷雨が厳しかったのでそれほどの降雨を感じなかったのは正直なところだ。

それでも飛行場の近くで下り坂で事故が起きていて、車が全焼していた。天候が事故の原因だったかどうかは分からないが、寝不足気味で直前に休んでいたから事故に直接巻き込まれなかったのかもしれない。寝不足で何回仮眠したかは分からないが、ゆっくりと本線を走り続けたとしても安全とは限らないということだ。



参照:
エネルギー消費を再審査 2016-02-02 | アウトドーア・環境
水が滴らないその効果 2015-12-23 | 生活
経済的、時間的節約の時 2015-10-19 | 生活
by pfaelzerwein | 2016-06-01 22:06 | 生活 | Trackback
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