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幾つあっても邪魔にならない

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日曜にはバーデンバーデンに登りに行く話もあったが、天候不順で試さなかった。その代り週終わりに峠へと走った。気温は高くないが、蒸していて、汗が噴き出した。走りながら、シャワーセットの修理の手順や更に必要なものなどを考えてみる。発注するならば最低送料無料に胡椒ミルを購入して、入手した赤山椒を入れなければいけない。

時間が出来たので、二年前に壊れたCDプレーヤーを開けて修理の可能性を探った。ゴムが切れて歯車が脱落して、更に歯車を載せる台が折れていた。先ずは台を瞬間接着剤で接合する。先ずは仮でも原状回復しないことには歯車を元通りに戻せない。一時間ぐらいで、何とか元の状況が分かった。そしてCDを入れたままにして、音出しをしてみると、確りとレーザーがCDを読み込んでくれた。

ヘッドフォンを挿して聞いてみると、先送りも何もかも正常に作動しているようだ。それでもCDを取り出すことも、取り換えることも出来ない。取り出そうとするとモーターが回っている空回りの音がする。漸くここで切れたゴムが掛かっていたところを再認識して、これを直せば使えると見通しがついた。勿論負荷が掛かると接着した台が耐えられるかどうかは分からないがその部分の物理的な修理だけなら何とかなりそうである。

当時ゴムの入手方法などを教えて貰っていたのだが、無精者であり、こうして落ち着いて歯車を組み合わせていく作業もしなかった。僅か三つの歯車であるからそれほどのジグソーパズルではなかったのだが、少なくとも時間的だけでなく心理的な余裕がないと難しい作業だ。今回修理を思いついたのも、実はUSB‐DACを入手したからそこへの入力端子がまだ空いており、少なくともCD読み取りさえ問題なければもしかすると良い音でも聞けるかもしれないと思ったからである。三メートル以上の光学トスリンクケーブルを購入すれば、邪魔にならないようにどこに置いておいても使えるかとも思ったのである。

勿論CDプレーヤーはいくつあっても邪魔にはならない筈で、少なくともヘッドフォンでならどこででも聞ける。それ以上に捨ても出来ない使用不可なソニー製品が幾つも貯まっているので一つでも片づけたいと思ったのだ。これで使えるようになれば荒ゴミが一つ減る。

肝心のべルトは、プーリーと歯車の間の距離が50㎜なので、プーリーの大きさや形状からすると100㎜少しで使えるのではないかと考える。計算しても最長で147㎜ぐらいにしかならない。ネットで調べるとニュルンベルクの個人業者が107㎜から120㎜までの角型のものを持っているようで、1.1㎜角から1.4㎜角までのものを三つほど発注しようかと思う。半分は送料である。正直ベルトの伸びしろや張力などはあまり分からないので長さも自信が無い。

それでもこのベルトはCDトレーのローディングとそれに連動するレーザーヘッドの上下動に使われているだけなので、CDの読み込みや回転などには関係が無いことが分かった。よってCDトレーが完動すればよいだけなのだ。もしこれで台が折れずに作動すれば、レーザーヘッドレンズを掃除するぐらいで綺麗に読み取れる筈である。さて、それでUSB‐DACに光学出力してHiFiサウンドを楽しめるまでに復帰するだろうか?

発注準備で面白いことに気がついた。こちらとは違って何故か日本では直径で表示してある。理由は通常のベルトとだけ表示すると決して環にはなっていないということのようだ。



参照:
チャイナ製の昔の名前など 2014-07-25 | テクニック
原音再生を意識させるCD 2014-08-08 | テクニック
by pfaelzerwein | 2016-06-06 14:09 | 生活 | Trackback
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