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身体に堪える今日この頃

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予報通り、稀な残暑が続いている。夜間の冷えがあるのでそれほど暑くは感じないのだが、気温摂氏30度を夕方になると軽く超える。それも陽が陰るまでの四五時間が限度である。だから暑くて堪らないという人はいないだろう。個人的には心臓に堪えるというか、息苦しさがある。特に朝のランニングは厳しい。そして一番厄介なのは部分的に山の疲れがあることだ。また部分的にはそのあとの石切り場で余計に疲れを溜めた。

そのような背景があるものだから余計に走れば走る程疲れが溜まるような傾向もあり、自宅の階段を登るのにも息苦しくなるところを走るのだから、記録は望めなくともある種の限界にチァレンジしているようなところがある。朝の森はなるほど摂氏20度に至らないばかりか、ひんやりとした空気も残っていて気持ちが良いのだが、陽射しがあると暑さを感じる。それでも沢往復のコースで、片道150mほどしか照らされていないのは、陽射しに角度が強くなっていて、直ぐに森に隠れてしまうからだろう。この時期の森は春とは違う光が美しい。

二週間前のアルゴイでの最終日に一日中GPSを入れてみた。興味は壁の中でどのような標高を示すだろうかという事だった。それほど大きくない壁で、傾斜もそれほど急峻でもなくても綺麗にマッピングされているとは思わないからで、GPSの届き方も興味あるところだ。

結果を見てみると、速度などは全く宛てにならないが、標高に関しては取り付き点と終了点で帳尻を合わせていることになって、その間も微妙に動いている。途中で尾根上の渡り廊下的な場所もあったので、そこでの動きも反映されているようで、時間軸に沿って観測するとなんとなく辿ることが出来そうだ。つまり全くいい加減なことにはなっていない。肝心なのは標高で、登攀最中は確認しなかったが、取り付け点での標高低下を除いては自然な感じで上昇しているのである程度はGPSが正しい値を捉えているようだ。もう一つは、所謂一人づつがリードを順々に代わっていく釣べ状の登り方をしているので、その都度速度に山谷が出来ているようでもある。しかしなぜ確保中の速度が零になっていないのかは分からない。これもGPSの帳尻合わせの仕業のようだ。

もう少し研究してみたいが、ある程度の標高が提示されているとすれば、従来の気圧高度計との併用でより多くの情報が得られることになる筈だ。壁の標高差が大きくなればなるほど重要になって来る。特にアイスの壁では大きな目印となるからだ。

キノコの季節で、三十年の半減期を迎えたチェルノブイリの影響を社会面に載せている。それによるとキノコの種類によっては今でもキロ当たり3000bqを超えるものがあり危ないという。これ200グラムの摂取で、一度のレントゲンや飛行の外部被曝に相当するという。その一方でキノコの種類によっては全く問題が無くなってきているという。つまり一桁台のbqという事だ。ドイツの森は現場から2800kmも離れていたが、降雨によって数百メートル単位で汚染に大きな差が出た。勿論フクシマによる関東圏とは大きな差がある。

先日も日本のネットは「外部被曝と甲状腺がんの因果関係無し」との記事が出ていたが ― そもそもこうした疫学調査をしている専門家の資金の出所が知りたい、当然であろう。これは逆に如何に雨が降らなくても口や鼻から直接ヨウ素を吸引していたかという傍証である。少なくともそれぐらいのコメントは載せるのがまともなジャーナリズムだろう。一度被曝すれば、不可逆なものでそれがどのように出て来るのか出てこないかの相違でしかない。



参照:
収支決算をしてみる 2016-09-08 | 生活
木に纏わる汚れの数々 2014-05-01 | 暦
by pfaelzerwein | 2016-09-14 23:08 | アウトドーア・環境 | Trackback
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