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2015年アルテレーベンの出来

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涼しくなった、ワインが美味くなる。今年のリースリングも夜の冷えがいい酸を出してくれるだろう。僅かなお湿りがあったが、陽は陰っても乾燥状態はあまり変わっていないようだ。中秋の名月が綺麗に浮かんでいたことでも分かる。

春に発注していたリースリングが届いた。ファン・フォルクセム醸造所の12本の詰め合わせだ。当初はグーツリースリングである「ザールリースリング」を取り寄せて、試飲してから、予約するグランクリュを吟味しようと思っていたが、直接出かけることになり、発送を遅らせていた。そしてまた一転して計画変更になって、夏の試飲会も考えたが時間的な余裕も無く、結局は「ザールリースリング」を六本から一本に減らして、「アルテレーベン」を一本から六本に増やした。これで合計金額が一定額を超えて、送料無料となった。

先ずはその「アルテレーベン」を開けてみる。なによりも苦みを感じた。明らかに2014年と比較するとミネラル風味豊かで、コクがある。そして最大の特徴は天然酵母特有のビオ臭さが無いことである。リースリングの質としては間違いなく、2015年の方が優れているだろう。但し、二年以内に飲み干してしまうと如何にも尚早だと思わせるリースリングである。また先行投資になりそうで、当面の飲み代が確保できなくて頭が痛い。とは言っても、「ザールリースリング」で満足できるのかどうかは試してみなければ分からない。恐らくその価格ならば他のより楽しいリースリングがありそうだ。

満杯になった外付けのストレージを二倍の2TGに交換した。同じ東芝製の最もベーシックなもので、二年近く使ってみてその作動は確認されていた。駆動の始動や収束など全く満足の行く製品である。価格が二倍の容量で三割強益しとなり、三倍ならば七割増しとなる。形状は厚さがほぼ二倍になっている。付属のUSB3ケーブルも太く短くなっているのが嬉しい。

先ずはアーカイヴのデータをコピーして、同じように使うことにした。もう少し内容を整理してから自動バックアップに切り替えるつもりだ。コピーは一部の移転データを除くと問題なく完了したが、あれこれ数時間内容を移動させていたことになる。マニュアルで動かしてやる必要のあるものがあったからだ。

ノートブックの容量が750GBであるから、他のデスクトップのそれを入れてもあと1TGの容量を一杯にしないようにするにはあまり観ないVIDEO類をどのように別枠するかに掛かっているだろう。それを元の1TGのHDに移していけば、それが溜まるまでは大丈夫だろうか。オペラ映像や映画などが一本約6GBほどになるので300本ぐらいは高画質もしくは使える音質のものが記録できる筈だ。

この週末でデジタルコンサートホールのアーカイヴ収集も一通り終わるので、土曜日のライヴが終わってから一通り整理してしまうつもりである。あと二三事完了すれば、冬籠りの準備も大体整いそうである。もう一つノートブックがあれば完璧なのだが、将来的にはドッキングステーションにおける複数のノートブックを上手に使う方法の構築を考えている。大きな失望はLINUXの処理速度にあって、これをなんとか克服しないことには完全LINUX化は難しいと感じているからだ。



参照:
星屑の詰め合わせを追加 2015-10-02 | ワイン
薩摩に迫る振動域 2016-04-20 | 雑感
by pfaelzerwein | 2016-09-16 17:43 | ワイン | Trackback
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