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腰が痛くて熟睡できず

スキーからの帰りに名曲発見の番組が流れていた。ロッテ・シューマン女史がシベリウスの弦楽四重奏曲ニ短調について勉強する番組で講師はライプツィッヒ四重奏団のチェロ奏者だった。御多分に漏れず理屈を捏ねて胴音をかき鳴らすタイプの音楽師さんであるが、そもそも知らない曲だったので興味深かった。結局はこうした対話からはあまり何も生じないのであるが、頻繁に演奏されて録音されている曲の同曲異盤の聞き比べ番組よりは価値がありそうだ。同時にフランスの指揮者プレートルの死去が報じられていた。マンハイムでのヴィーナフィルハーモニカ―演奏会を知らなかったので聴けなくて残念だった。

腰が痛くて熟睡できなかった。張りには気が付いていたがここまで悪くなるとは思わなかった。右横腹の下の腰骨辺りで、屈んだり座ったり立ち上がったりができない。ランニングでの腰はさらに後方が痛むが、これは明らかに真横である。運動の性質が異なるのは分かるが、あの寒さの中で動かしていたのが響いたようだ。日常生活に支障があるので直ぐに治って欲しいが、どうしても運動の性質と中身を考える。右回転と左回転の違いが出ている訳だが、痛さをシュミレーションする。

すると左ターンの時に板に乗っている感じが痛い。逆ターンの場合は腰が確り前に出ていて肩が被さらない。つまり左ターンの滑り方を修正すればこの腰の痛みは起こらない筈だ。これはどうも畳の上の水練が必要そうで、いい機会かもしれない。確かに痛む腰は間違った運動で起きているような気がする。

もう一本年始に開けたワインがあった。スキーから帰ってきて開けたブルゴーニュのPCである。サントネーの2009年物だ。年末年始と2009年の赤を二本空けたことになる。なによりも感じたのは酸味である。ピノノワールでこれに近かったのはシャンボール=ミュジニーの村名ものぐらいである。2009年物でなぜこれほど酸が効いているのかは分からない。それでもミネラルと独特の香草風のものが感じられたのは決して悪くはなかった。村名ものと同じぐらいの価格で、質が全く異なる。これならば20ユーロ近く支払っても悪くはない。ドイツのリースリングの価格と比較してもミネラルを感じられるぐらいが20ユーロ以下からであるから、丁度それに相当する。しかしこれはPCであった。それでも適価であると思う。



参照:
石灰が効いた引き分け試合 2014-08-10 | ワイン
早落としの村名ピノノワール 2013-08-01 | ワイン
by pfaelzerwein | 2017-01-06 20:29 | 生活 | Trackback
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