バネ付き「豚の鼻」を発見

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アルプス登山への準備会がある。今回は、氷河での救助活動練習を地元のボールダーを使ってやるようだ。氷河での行動は、日本での経験がないためにそれなりに経験を積み重ねてきたつもりだが、正式な講習に出たことが無いために積極的に動くだけの慣れが無い。だからといっても氷河研修旅行に行くほどのこともなかった。その意味からはこうやって練習をしてくれるのは助かる。

勿論自分自身の場合は、氷河に落ちてからの救助活動以上に適格なザイルシャフトの構築の仕方など事が起きるまでのことが自動的となっていない。そこでスキーツアーのアルパイン協会の教則本を読む。

二人から六人までのザイルシャフトが推奨されていて、距離は15メートルから8メートルとなっている。二人や三人の場合はザイルの両末端をリュックサックなどに固定して運ぶ。更にバタフライ結びでブレーキが掛けられるように真ん中の三分の一に1.5メートルごとに結び目を三つぐらい作ったり、真ん中と前後の半分のところで結び目を作ったりする。勿論クレヴァスに落ちてしまうと、ザイルを登ろうとするとそこはそのままプルージックが通らない。引っ張られてブレーキが掛かることの方が人数が少ない時は重要である。

カラビナは、安全ベルトに冠付き一つ、二つ冠付き、更に二つ。シュリンゲは、グレッチャーシュリンゲ90㎝、2メートル相当の長いプルージック二本、短いプルージック一本を身に着けておかなければいけない。

通常の自身のマテリアルからすると、長いプルージックがバンドなのでベルトの後ろに付けているケフラーのそれがプルージックになる。もう一本は、登攀器「ロールンロック」がプルージックになる。もう一つ下降器に付けているプルージックも使える。長さは繋ぎ合わせると2メートルになる。この辺りのコンビネーションも練習で試してみたいところだ。

クライミングではあまり使わないような古い道具を掘り出し返していて見つけたものがある。所謂「プラッテ」若しくは「豚の鼻」と呼ばれるザイルの制御器である。サレワのものだがBMWではない。一体いつごろ購入したものか検討もつかない。よく見るとウエストジャーマニーと刻印されている。記憶も無く、錆び方からすると日本で購入したものだと想像する。ザイルが通るところもあまり消耗していないのでそれほど常用なかったのだろう。あり得るとすれば、9ミリドッペルザイル用となっているので、後続者を確保する時とか、冬季の登攀の時に使っていたのかもしれない。片方の穴は細引きを通して使っていたが、もう一つはバネの留め金のような形状になっているが意味がないような工作となっている。未だに訳が分からない。

今でも豚を鼻を好んで使うアルパインクライマーはいるが、昨今のATCなどど比較しての長所は質量共にあまり見つからない。手元にあるものはそれどころか、バネが付いているので98グラムと重い。下降器としても使った覚えがあるがザイルに拠りが掛かって全くよくなかった。



参照:
欲しかった大人の玩具 2013-08-02 | アウトドーア・環境
求められる汎用性と調整力 2014-03-19 | テクニック
見た目よりも本当の実力 2016-10-29 | 女
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by pfaelzerwein | 2017-06-23 20:41 | アウトドーア・環境 | Trackback
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