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残り一本の2014年「雑食砂岩」

2014年シリーズを開けている。それも九月に近づくにしたがって単純なリースリングからグローセスゲヴェックスへと変動している。先ずは中間帯のレープホルツ醸造所から「フォムブントザントシュタイン」である。なぜか残り二本しかなく、一本を開けるのに躊躇した。二年前は三本ぐらいしか購入していなかったのである。要するに購入するワインの価格帯が上に徐々に上がって来ている。VDPの思うつぼである。

流石にこれは良かった。はじめからよかったならばなぜ半ダース買わなかったのだろうか。そして調べると六本購入して四本を飲み干していた。四本目は昨年五月である。これは参った。結局は上手ければ我慢できないで空けてしまっている。上のガンツホルンも三本しかない。最初から開いていて飲み易いと二年間も待てないのである。

そして二年間待った。結果は流石に今まで感じたことが無い薬草風味が強く出ていて、若干のクロロフィル的な新鮮さとその正反対の枯れた感じがあって、素晴らしいハーブ風味である。2013年が黴臭いような香味ならば、2014年はカラッとしていて枯れ藁の趣もある。但し果実風味は殆んど無くて、雑食砂岩のミネラルがナッツ類のように感じられる。酸は綺麗に分解されていて、とても心地よい酸が広がっている。充分な量感で食事にも単体でも両方楽しめる高級リースリングである。これでまた今まで開けた2014年産の最高峰に新たに輝いた。2014年は良年であったことを実感する。

2016年産は、日常消費用に下の「オェコノミラート」の12本目までを予約しておいたので、雑食砂岩6本と予約のガンツホルンを合わせると19本も取りに行かなければいけない。ザールから12本300ユーロも既に届いており、寝かせるものと消費ワインとのマネージメントが更に複雑になってきた。

それにしても筋肉痛が治らない。天候的には走れたが週三回目の走りもパン屋への行かなかった。気温のためか可成り体調は低下していて、所謂夏の疲れと呼べるものだ。昨年とは大違いで不安を感じる。確かのこの週は天候が優れない中で走ったりしたので筋肉に無理が掛かったのかもしれない。そしてシンナーなどの揮発性のものも吸い込んだ。この週末はしっかりと体調を戻したいところである。

体調といえば新しいフィリップスの歯ブラシを購入してから、徐々に歯茎の炎症の状況が良くなってきたのを確認できている。今朝もは若干出血していたようだが、その炎症の範囲がとても小さくなって来ているような感じがある。少なくとも歯磨きでの違和感も気が付かなく忘れてしまっていることが何回かあって、それ以外の時の違和感も逆に思い出すような感じで上顎に触れることがあるぐらいで、時々思い出しては忘れといった塩梅になって来ている。食事などの時には完全に忘れているので、逆に気をつけないといけないぐらいである。40ユーロしなかった歯ブラシであるが、最初の替えブラシを10月末に注文する頃には完治している可能性も出てきた。すると今度は春までに一度歯医者で歯石取りを考えよう。そこで完治である。右側の鼻も同じように明らかに好転しているので右と左が繋がっているのかもしれない。



参照:
反動で動き出す週末 2015-09-21 | 試飲百景
全然飲み飽きないワイン 2016-05-10 | 試飲百景
by pfaelzerwein | 2017-09-02 23:40 | ワイン | Trackback
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