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土曜日から日曜日のハイ

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前日のことがあるので朝目が覚めると同時に、タブレットを弄った。どうも日曜日であるだけでなく、台北では前日の打ち上げのためか動きが無い。それでもコンサートが終わってからの幾つかの写真などが上がっている。

何よりもオーケストラと花束を抱えたキリル・ペトレンコとの写真の表情が良い。このようなオーケストラの表情の写真は珍しい。それを伝えていたイゴール・レヴィットの報告だけでなく、道理で、主催元のフェースブックに書き込まれていた聴衆の反応でその状況が知れた。

それによると、弦楽団員だけでなくお互いに抱き合っているのは初めて見たと、驚いていて、成功を祝しつつ、男よりも女を抱く機会を求めているのがみえたと、とても好感がもてたと結んでいる。

ベートーヴェンの練習風景でも分かるように、楽員が夏休み中に ― 恐らくバイロイトなどで小遣い稼ぎすることなく ― 充分に準備をしていたのが窺い知れる。そして時差ボケで殆んど興奮状態のままに予定が進んでいるのだろう、その高揚した雰囲気がよく伝わるのだ。

録音などをして冷静に審査すると荒があるのだろうが、生の公演では数少ない玄人しかあまり気にしないような傷はあっても、なによりも皆が満足できるような音楽会であれば大成功である。終演後にビールを傾ける写真なども上がっていて打ち上げの雰囲気がよく伝わる。

こうしてみるとやはり日本での初日の文化会館でのコンサートはかなり期待できそうだ。最初は時差ボケが取れる一方、こうした興奮状態から旅行の疲れのようなものが出てどうかなとも思ったが、ミュンヘンでの演奏会から五回目の同一プログラムの演奏会であり、その楽員の準備から見ると録音が欲しいような演奏になりそうである。

土曜日のコーダの一部の映像が出たが、予想通りの熱狂で、一寸ハイの感じは否めないが、流石にテムポも落ち着いていて、寧ろ台湾の人達にとっては物足りないぐらいなのかもしれない。

土曜日は、朝から雨が降っていて、走ることも出来なかった。前日の試飲会の疲れも残っていたから仕方がない。それでも運動不足となると、下腹の具合も悪くなって気持ち悪い。夕食にアルコールを抜こうかと思ったが、結局金曜日に購入したリースリングを開けた。

そうしてちょこちょこと出て来ている台北での反響を横目に、パン屋に出かけ峠攻めに行く。森の中は摂氏10度で涼しく、前日の湿り気がある。パンツを脱いで走り出す。体温が上がらないので蒸かせることが出来る。これならば久しぶりのタイムを狙えるかと思う。上りはどうも駄目だったようだが下りて来て34分を切ったのは4月以来のようだ。まだまだ56秒だから33分割りには上りの記録が必要であるが、ようやく調子が戻って来た。

しかし帰宅後体重を測ると74㎏もあって、春よりも5㎏ほど太っている。これには驚いた。夏太りは毎年の傾向だが、我慢して走る距離も増やしているぐらいなのだが、クライミングが減っているのか、肉食が増えているのか、ビール消費量かは分からないが太った。様子を見て方針を決めないと困ったことになる。



参照:
台北での第七交響曲練習風景 2017-09-10 | 音
文化の中心と辺境の衝突 2017-09-09 | 文化一般
by pfaelzerwein | 2017-09-10 21:16 | 雑感 | Trackback
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