腰が張る今日この頃

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雪が残っていて、外出は億劫である。なによりも走るとなると足元が悪い。柔らか過ぎても、硬過ぎても、腰に負担が掛かる。怠けているかと言うと、先週も沢往復と峠攻めが出来ているので、それほどサボっていない。週末に出かけるとなると、三回走るのが時間的になかなか厳しいだけだ。

それでも急に空が明るくなった。日が射すとかなり眩しい。その分放射冷却で冷える。左の腰に張りがあるた。スキーをしていないでもこうなる。車に座って、劇場で同じ姿勢を取り続けたからだろうか。そして寒いところで走ったからだろう。酷くならないようにしたい。入浴して温めてみよう。そう言えばローティーンの時に山の本などを読んでいる時に炬燵に入っていたのか、とんでもないぎっくり腰になった記憶が鮮明だ。やはり寒さが直接影響するらしい。

教えて貰ったニューヨークのメットからの中継を録音した。丁度夜中になるのでPCを動かし続けた。どうも完璧に録音されたようだが、その音質は何とも判断がつかない。そもそも劇場の響きを生は当然のこと録音でもあまり知らない。ストリーミング中継はある程度の情報量はあると思ったが、如何にも劇場的な丸まった音である。暗雑音も高音が出ていないような籠った感じである。WDRでも中継があるらしいから比較してみよう。

第一印象は、管弦楽団は流石に上手いと思ったが、典型的な座付き管弦楽団で、指揮者も技術は高いのだろうが、そのアンサムブルを変えるようなところまでは行っていない。ストリーミング技術的な音質の影響もあるかもしれないが、やはりかったるい。テムポを数えてみないと分からないが結構早いにも拘らず弛緩している感じで、バイロイトの「指輪」でも成果を上げた指揮者アダム・フィッシャーがこの曲では引きづってしまって評判の悪かったことを思い出す。また一昨年かのバイロイトでのヘンヒェン指揮のそれに比べるとやはり腕が違うのも確かである。リズムとテムポの維持が難しいのだろう。だからピエール・ブーレーズが得意としていて、今回もその一回目のバイロイト出演と二回目のシュリンゲンジーフ演出時の録音が、ハンス・クナパーッツブッシュ指揮の名盤などと共にレフェレンス録音として音資料になるに違いない。これに関してもキリル・ペトレンコの独壇場だが、サイモン・ラトルがどのように纏めて来るかが興味深いところである。要するにこの曲ほど下手に指揮すると禅のように退屈する曲もないだろうということで、メルケル首相も来ていたケント・ナガノ指揮のバーデンバーデンでの公演もその域を出なかった。バーデンバーデンで今回歌うことになっていたヘルツィウスが歌っていることにも興味があった。

合わせるのが難しいまたは容易ということでは、「神々の黄昏」の序幕を調べたが、やはり「ジークフリート」などよりは容易に感じた。そもそも曲自体が材料が手元に出揃っていて、あとはそれを組み立てて、少し新しいものを入れてといった感じだから、未完のものを弟子が完成したような風合いがこの第三夜にある。要するにそれほどの創作上の飛躍はあまりないとしても間違いではないのではなかろうか?(写真:2015年12月19日「神々の黄昏」)

どうでもよいことだが新聞にマンハイムの演奏会評が載っていた。指揮者はベルリンのフィルハーモニカーのソロオーボイスト、マイヤーである。地元のプファルツ管弦楽団のレジデンス音楽家になっているようだ。所謂地元の劇場などを回って演奏をしたり時々コンサートを開く楽団で、連邦共和国では放送局の交響楽団と並んで公的な州立管弦楽団である。但し対岸のマンハイムのような歴史的な市立オペラ劇場ではないので、何件かの劇場を回って演奏をする。本拠地はルートヴィッヒスハーフェンのプファルツバウであったが、州都マインツの劇場との合弁で今後動くのだろう。それでも以前は日本でも有名だったクレーとか、髭のセーゲルシュタムとかエシェンバッハ、知らなかったがグシュルバウワーとかスイトナーとかコンヴィチニーとかが音楽監督を務めているからN饗クラスか?マイヤーはラインガウフェストにも出るようで、奥さんがプファルツの人なのかどうかは知らないが、後任のソリストにはどのような人が入るのだろうか興味深い。まだ辞めるという話しは出ていないようだが、時間の問題のような感じで、ペトレンコが就任する2019年以降のシーズンには居ないと想像している。



参照:
ペトレンコの「フクシマ禍」 2015-12-21 | 音
カーネギーホールなど 2018-01-27 | 雑感
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by pfaelzerwein | 2018-02-07 01:52 | 文化一般 | Trackback
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