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少年少女合唱団を推薦

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イヴとなると結構忙しい。パンを取りに行くと下に住んでいたワイン親方が居てあいさつした。隣町までパンを取りに行着続けていることをもう一つ認知していなかった。足に疲れもあるので軽く走ってからあとは先に延ばした。

考えていたのは期限の迫ったデジタルコンサートホールの使い方とハムブルクの計画だ。勿論「春の祭典」に続いて「影の無い女」のお勉強を始めることなど時間計画を立てないと間に合わない。クラフトのティムパニー協奏曲の映像録音はYouTubeにあり、「ウェストサイドストーリー」はどうしようか。

DCHのアーカイヴから先ずはオープニングコンサートの三曲である。ラディオ放送だけは馴染みなのだが映像は部分的にしか知らない。あとはリサ・バティシュヴィリとヤルヴィのシベリウスを見よう。コパンツィンスカヤのリゲティ、ブーレーズのエクラ、それ以上にこれといった演奏会は見つからない。

昨年に続いて、オペラ賞のノミネートした。選んだのは、合唱団をバイエルン国立劇場少年少女合唱団と昨年の本体に続き今年はオテロでの素晴らしい活躍に一票。クリスマスの挨拶のヴィデオを見ても子供らしいさを残したところがなかなか味のある歌になっている。指導者が偉い。

指揮者は毎年続くが、どんなにラトルの「パルシファル」が良くても、その質だけでなく仕事量でペトレンコを挙げないわけにはいかない。

デザイナーはどちらでもよいのだがバゼリッツを挙げておいた。舞台との関係やそれを差し引いてもやはり芸術の力として圧倒的だったと後になって思う。オペラとはあまり関係ないが場を形成したことには間違いない。

演出家には、フランクフルトのクラウス・グートを外せなかった。勿論完成度からすれば「オテロ」のアメリエ・ニールマイヤーで決まりなのだが、こちらは敢えてニューカムマーで挙げておいた。

女流歌手では、「メリーウィドー」のマルリス・ペーターセンである。その他シュテムメやカムペの素晴らしい歌があったが、主役としての役作りなど秀逸だった。歌の力だけでなくて総合的に金のとれる歌手である。「ルル」の時よりも表現力が優れていた。

生涯活動では、「パルシファル」での演出を見てディーター・ドルンを推挙した。評判は良くなかったが上手く力の抜けた表現で、流石だと思った。

男性歌手では、フィンレーやカウフマンの可能性もあったがやはり「パルシファル」のゲルハーハーの強い印象を思い出すと選ばずにはおれない。

ニュープロダクションは文句なしで「オテロ」にした。演出などを全て含めて、中々これだけの新制作にはお目に掛かれないと思う。ケチをつけるとすればプログラム冊子をもう少し考えて欲しかった。

オペラカムパニーには初めてバーデンバーデンの祝祭劇場を推した。復活祭扱いでもよかったが、テーマが不明だったので、今後のことも考えて、オペラ団体として名を出しておいた。

管弦楽団に、ベルリナーフィルハーモニカーにはお預けとしておいて、バイエルン国立管弦楽団で間違いない。



参照:
旨味を引き立てる香味 2017-12-26 | 料理


by pfaelzerwein | 2018-12-25 02:26 | | Trackback
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