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未だ嘗てない年越し

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土曜日の朝のラディオは日本のジャンパーのことを伝えていた。今独走しているらしい。珍しいことである。パン屋は大みそかの14時まで開けて、休みに入る。二週間の冬休みだ。八百屋に行きたいのでその足で買い物を済ましたい。走るのはまた改めて考えよう。

年末年始の音楽番組をリサーチする。例年、精々ノイヤースとジルフェスタ―コンツェルトの二つぐらいしか意識がなかったが、今年はなぜか盛りだくさんだ。二重どころでなくて、三重四重に番組が重なる。タイムテーブルを精査しないと欲しいものが見聞きできない。

先ず、30日夜は20時から2016年録音の「トリスタン」が夜更け23時30ほどまで続く。これはラディオを録音すれば十分だ。しかし22時過ぎにゼムパーオパーからのガラコンサートがある。そもそもこの手のものには興味がないのだが、とても気になってきている。一つはメストとシュターツカペレの相性を見たいこと、もう一つはカウフマンを始め、来年ペトレンコと共演するクールマンも見てみたい。要するにこれも録画してしまうかもしれない。殆どカウフマンファンのご婦人方と変わらなくなってきている。既にフィラデルフィアからの放送は始まっているがこれは暮れから元旦に掛けた再放送でも聞ける。

そして大晦日になると、17時にはゲヴァントハウスからの生中継だ。しかしその前に15時にユロウスキーの第九である。前回のを聞いて、四楽章の前に間髪を入れずに置いた「ヴァルシャワの生き残り」が予想以上に効果があった。1978年のフランクフルトでのミヒャエル・ギーレンのモンタージュのアイデアを踏襲して更にマーラー版を用いた。先達がそうしたように今年も違う曲を組み合わせる。演奏された20日に初演された。個人的な興味はペトレンコを継ぐユロウスキーのそのセンスなのだが、とても期待させられる。こうしたプログラミングは必ず後任の支配人ドロニーとの成功をもたらす要素だ。今回は通常の版を演奏するようだ。これも録音である。

問題は映像だ。17時にミュンヘンからの生中継で、病気で休んでいたヤンソンスが出てきて、ゴッチャルクが司会するのでこれも気になる。ランランも出てくるがもうこれは分かっているのでどうでもよい。演奏もどうでもよいので後で見れたらそれで十分だ。

しかし同じ時刻に始めるライプチッヒのゲヴァントハウスの第九は見逃せない。今まで関心がなかったが、シャイー指揮の時も話題になっており、なんといってもネルソンズの指揮が観たい。そしてゲヴァントハウスの響きを堪能したい。本当はラディオでも録りたいところで、終了が17時なので記録して、急いで仕切り直しである。

つまり、録音と録画が回っているうちに18時40分にはフィルハーモニーからのジルフェスタ―コンツェルトが始まる。もうこうなるとARTEのオンデマンドに頼るしかなさそうだ。来年からペトレンコが出てくるとなると、ここはとても厳しくなる。

奇しくもシュターツカペレの指揮者ティーレマンが「ヴィーンの休日」を楽しんでいる間にドイツのメディアでは未だ嘗てないほどの熾烈な放送合戦が行われる。そして、ペトレンコを追いかける頂点に近づくような人たちが集っている。一方にメストやヤンソンスがいるというのは私の知る限り珍しい。やはり次の人たちが出てきているからだろう。特にネルソンズのゲヴァントハウスはペトレンコのベルリンにとっては若しくはお互いに最も意識をする組み合わせになるだろう。少なくとも楽団は双方ともが長所を持っていて、容易に超えられないからだ。

ネルソンズの指揮に関しては、結局迷った挙句、クリーヴランドの二番よりもボストンの三番のマーラーの交響曲を録音した。後者は来る金曜日にプロムスでの再放送もあるが、タングルウッドでの再放送も聞いておきたかった。中々面白かった。特に終楽章のアクセントやトラムペットの強奏などは楽譜を調べる必要を感じた。要するにそう簡単に否定するようなものではなく、またサロネンの指揮などとは表現の奥行きが随分違う。

これで本当に網羅できたかどうかも自信がない。その他のラディオなどは敢えて目を瞑っている。余裕がないのだ。特に来年は生まれて二度目の第九の演奏会が控えていて、今から少しづつ気に留めておかないといけないので、二種類の第九はとても参考になると思う。正直、DCHでラトル指揮の第九を思い出している暇などない。



参照:
大関昇進を目指せ 2018-10-10 | 音
生誕250周年への準備 2018-11-28 | 暦


by pfaelzerwein | 2018-12-31 00:38 | | Trackback
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