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エルブフィルハーモニーへ

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ハムブルクのお調べに大分時間が掛かった。ナヴィがアップデートされていればこんな苦労はしない。もう少しの辛抱だ。実はルクセムブルクの駐車場から車を出そうとしたらAT変速器が動かない。ちょこちょこと動かして誤魔化したが、帰宅した車庫入れでも苦労した。ネットを調べることにして翌日に回したが、修理するなら朝一で駆けつけて緊急にやってもらわないといけない。

就寝時刻からして難しかった。ネットでも故障の原因とその構図は理解したが、つまりブレーキを踏まないと入らない急発進防止システムへのワイヤーが緩んでいるようだ。つまり直すとなると車を持ち上げて結構な時間が掛かる。何とかハムブルク往復だけはと考えた。

そして思い出したのは、レッカー移動の時のギアーの外し方だ。それを試してみた。エンジンを掛けたままでブレーキを踏む代わりに手動で下のカムを押した。どうもそれで問題なく動きそうである。しかし発信する度レヴァーの横に棒を突っ込むというまるで、原始的な自動車の手回し始動のような感じである。ハムブルク往復だけ先ずは無事に済ましたい。

エルプフィルハーモニーへは宿からは30分も掛からないが、波止場街を走り抜くには調査が必要だった。そこらじゅう橋で結ばれていて、誤ったところに入れば桟橋から落ちそうである。神戸の波止場を知っているのである程度は分かるつもりだが、ハムブルクも結構な街でマンハイムよりは大きい。更にフィルハーモニーからの案内に従ってなんだかんだとエスカレーターに乗ったりと面倒なお話である。そもそも出入りで規制があるようなところは好まない。

ホテル自体は高速の下り口から簡単に行けそうで助かるが、初日に戻ってくる前に食事を済まそうと思うとレストランも調べなければいけない。あのビルの中では可成りとられそうな感じなので嫌なのだが、車を動かすわけにはいかないので調べてみよう。

翌日は街中のオペラ劇場で、同じタイヒ広場から街中のリングに入っていく。歩いたことはあるところだが車では一度通ったかどうか程度なのでこれも調べておかないと心許ない。つまりナヴィ以上に土地勘を持って現地に乗り込むということだ。こちらは場所が場所なので遅い食事も可能性があるか?これも調べておかないといけない。

ブラームスの生家などを覘いている暇があるだろうか?郊外の見学を完全に諦めて昼時から街中に駐車しておくというのなら可能だが、結構な駐車料金になるだろう。市内観光の車利用の不利な点である。郊外はこの時期誰もいないようなところなので、足元さえ悪くなく、車の中で暖かくして楽譜勉強出来るならばよいのだが、これもなかなか難しい。

ルクセムブルクには早めについたので、「春の祭典」聞きながら楽譜チェックをしようと思った。それがクリーヴランド管弦楽団の録音をコピーするのを忘れていた。仕方がないので楽譜を暗いところではやめくりして通したが、これが結構良かった。なんといっても倍速三倍速にするので早い。



参照:
影を慕ってハムブルク 2018-12-16 | 文化一般



by pfaelzerwein | 2019-01-08 20:36 | 生活 | Trackback
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