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ローランド・コッホ負ける

ヘッセン議会の選挙が行なわれた。予想に反して、与党CDUが伸び悩み、野党SPDが第一党になるばかりか、左派党が議席を獲得しそうである。ヘッセン首相ローランド・コッホの外国人への厳しい態度が選挙民に嫌われた。

戦前から、左派党が議席を獲得すれば、FDPとの連立以外単独では政権担当は不可能と予想されていたが、第三党と躍進したFDPと組んでも過半数に達さないばかりか、SPDの予想外の善戦で、ヴィースバーデン議会での第一党の位置を譲り渡しそうである。まるでベルリンのような状況になった。土曜日にアルテオパーの前で友人のアンゲラ・メルケルが演説したが及ばなかったようだ。


追記:全議席数110中、CDU42、SPD42、FDP11、緑の党9、左派党6の内訳となる。 結局最終的にはCDUが得票率の僅少差で第一党に落ち着きそうだが、首班指名で可能性のあるSPDのアンドレア・イプシランティ女史が連立工作の主導権を握り、成立しなければ暫定的に統治する前任者が議会を解散して、やり直し選挙となるようだ。いずれにしても同日に行なわれたニーダーザクセンの選挙における議会にも左派党が躍進して議席を獲得したように、格差是正を訴える左翼に支持が集まった。



参照:
Wahl.hr-Online.de
脱思想・脱原発・脱体制 [ 歴史・時事 ] / 2008-01-29
by pfaelzerwein | 2008-01-28 03:46 | 生活 | Trackback
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